吉川ピンクリボンの会トークイベントwith北斗晶さん
1週間も前の話になってしまいましたが、吉川市在住のタレント北斗晶さんをお招きして、吉川ピンクリボンの会トークイベントを開催しました。
吉川美南のイオンタウンイベント会場いっぱいにあふれるほど、たくさんの方が来場してくださいました。
乳がんと向き合う北斗晶さんのお話を聞きたいと思ってくださった方が、本当にたくさんいらっしゃるのだと思いました。
北斗さんが語られたことは、まず第一には健診の大切さでした。
そして、乳がんはというか多分病気はとおっしゃりたかったのではないかと思うのですが、一人一人みんな違う。一人の人に良かった治療法が万人に対しても良いというわけではない。自分のがんがどういうがんなのか、しっかり自分で考えて対処していくことが大切だというお話だと私は感じました。
それから、病気と向き合う上で家族や社会的役割の大切さというようなことも語られたと思います。
退院してきたその日から、「今日の晩ごはん、何?」と聞いてくれるような家族。
病気だから寝ていろとか、何もしなくていいというのではなく、当たり前の毎日を病気になってからもそのまま当たり前に継続させてくれる家族。
そういう存在があって、当たり前に自然体に病気と向き合い、普通の暮らしを続けることができてきた・・・💖
それから会社を経営していたので、社員のためにも仕事を続けなくてはいけないという責任感もあって、退院後も病気に負けることなく働くことができた・・・。
そういう社会的な「役割」の意義にも触れられたお話だったと思います。
私はお話を聞きながら、30年ほど前、まだ30そこそこの姉が乳がんになった時のことを思い出しました。
執刀医から病状は決して楽観できないとの説明を受け、姉に対して私は何をしてあげられるのかと一生懸命考えました。
何をしてあげられるかというのは、もしそれが自分だったら何をしてほしいかということかと考え、「自分だったら…」を必死で考えました。
その時強く思ったことは、「もし自分だったら、子どものためのお風呂にお湯を張り、子どもと一緒にお風呂に入る、そんな当たり前の日常を続けたい」ということでした。
30年前の話で、長男もまだ2歳だったころの話なのでそんな風に考えたわけですが💦
やっぱり、そういう当たり前の日常がとっても大切だし、当たり前の日常を過ごすことが人を支えるということなのかなぁと思いました。
北斗さんの自然体のお話、とっても良かったです。
ありがとうございました。
来場してくださった皆さまも、本当にありがとうございました。