生理用品を無料配布~吉川市の「生理の貧困」対策

2021年03月25日

つい昨日、友人と生理の貧困の話をしたばかりでした。
生理用品の配布、絶対に必要だという話で盛り上がりました。

今日市役所に行ったら、議員団の控室に1枚のプレス発表の記事が置かれていました。
見て、びっくりでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
昨日話したばかりの話が、とってもタイムリーに施策化されていたのです。
防災備品用の生理用品、昼用28個入りのものが1人1パック、計300パック無料配布されるということです。

配布窓口及び配布時間帯は、
 ①おあしす内の市民活動サポートセンター  
  3 月 29 日(月)~4 月 12 日(月) 午前 9 時~午後 6 時 ※休館日を除く
 ②市役所市民参加推進課窓口
  3 月 29 日(月)~4 月 12 日(月) 午前 9 時~午後 5 時 ※土日祝祭日を除く 
品物が無くなり次第終了です。

 配布窓口で希望された方へ配布するとのことで、本人確認書類の提示や記名は求めないということです。
窓口になまりんの可愛い表示が設置され、それを指せば受け取れるそうです。

来場された方への配慮もあって、とても良い取り組みだと思います。

生理用品を軽減税率の対象にするよう求める署名活動から生まれ た「#みんなの生理」。
同会が生理の貧困を明らかにするためにオンラインアンケートを実施した結果、生理用品を買うのに苦労したことのある若者は5人にひとりに上るそうです。
本来ならトイレに行くたびに交換するであろうナプキンを、「大丈夫」と自分に言い聞かせ、何度も繰り返し使い続ける若い女性の姿を思い浮かべるだけで、胸が締め付けられます。
その結果、もし万が一感染とか起こしてしまったら、もっと辛い思いをすることになってしまいます。

一昨日、政府は新型コロナウイルス対策の予備費2兆1692億円の支出を閣議決定し、孤独・孤立対策に取り組むNPO法人への支援や、「生理の貧困」に対応した女性用品の提供などに46億円を計上したとのことです。
でも生理って生きていれば必ず付いて回るもので、それがなければ生殖ができません。
子孫を残していくために、必ず必要なものです。
その大切なものに消費税が10%かけられ、どんなに困窮しても自己責任での購入が求められ、それが買えずに不衛生な状況に陥っても支援されることがない・・・。
それは確かに、おかしなことですよね。

コロナ禍で生理用品の問題が単なる個人的な、そして女性だけの問題としてではなく、社会全体の問題として取り上げられるようになったこと、本当に素晴らしいことだと思います。

そしていち早くこの問題に取り組む、吉川市の市民参画推進課の姿勢に感動です(⋈◍>◡<◍)。✧♡