空き家バンク

2023年07月04日

将来はシェアハウスの運営をしたいと密かに思う私です。
プライベートな空間はとても大切だけど、一歩部屋を出てリビングに行けば顔なじみの誰かがいて気軽におしゃべりを楽しめるとか、一人で食べたいときはひとりで食べれば良いけど、一緒にご飯を食べる顔なじみも同じ屋根の下に何人もいるとか・・・。
そんな暮らしができたら良いなぁと思うのです。
訪問看護やケアマネの仕事も長年してきたので、そこに住む誰かが病気をしたり介護が必要な状態になってもサポートできるんじゃないかなぁと思ったり。
もしそこに住む誰かががんになって、住み慣れた自宅で最期まで暮らしたいと望んだとしたら、それも多分サポートできるんじゃないかなぁと思ったり。
みんなで支え合う暮らし方って、認知症予防とか介護予防とかという意味でも絶対に良いよなぁと思ったり。
そうそう!
4年前に岐阜の伯母が亡くなった時、叔母の家は広くて個室もたくさんあったので、そこでシェアハウスをやりたいと結構まじめに考えていました(;^_^A

そんなことばかり考えているので、アパートとか大きな空き家らしき家とか会社の寮と思しき建物などを見かけると、「これくらいの建物なら何世帯くらいが暮らせて・・・」「家賃はどれくらいで・・・」「みんなのリビングはどこにしたら良いか・・・」などなど、いろいろと妄想を膨らませてしまう私です。

市内でも空き家・空きアパートらしき建物をそれなりに見かけます。
家主の方の意向次第ですが、うまく話し合いができて折り合いがつけば、そのアパートを活用したいと思う方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
放置する期間が長引けば長引くほど建物は傷んでしまいますし、庭や駐車場なども荒れてしまい、そこが害虫・害獣の住処になってしまう可能性もあります。
最近はあちこちでとても物騒な事件が起きているので、地域の安全対策としても空き家・空きアパートの管理・対策がとても大切になっている気がします。
今日、ご自宅近辺の「空きアパートの庭の雑草がひどくて困っている」というご相談をいただきました。
確かに雑草が伸び放題になっていて、住宅地の中でそこだけが異空間という感じがしました。

直ぐに市役所の担当課に相談に行ったのですが、市でも既にこの状況は把握していて、家主の方に対応をお願いしているとのことでホッとしました。

市には「空き家バンク」があります。
2018年度から始まったもので、「誰も住んでいない住宅」や「使用していない店舗、事務所、倉庫又は作業所」の建物とその敷地の利活用促進を目的としたものです。
私も数年前に一度、できれば活用したいと思って相談に行ったことがありますが、当時はまだ1件も登録されていなかったように記憶しています。
こうした制度が活用されて、需要と供給のバランスをうまくとることができると良いなぁと思います。
活用したい人は絶対にいるはずなので、管理に困っている空き家・空きアパート・空き店舗などがあればぜひぜひ活用していただきたいと心から思います。

下のイメージ図は、市のホームページからお借りしました。