越谷吉川線に押しボタン式信号と横断歩道の設置を
お知らせするのが遅くなりましたが、6月議会には「越谷吉川線栄町1327番地先に信号機を求める会」(代表:小林今朝文さん)が、「押しボタン式信号と横断歩道の設置を求める請願」を提出し、全会一致で採択されました。
請願には、栄町1区自治会会長 大久保勝男さん・栄町2区自治会会長 坂田昇二さん・栄町3区自治会会長 矢荻惠一氏さん他1,844名の署名が添えられました。紹介議員は日本共産党 飯島正義議員・市民の会無所属 齋藤詔治議員・無所属 降旗聡議員と成本直寛議員でした。
議会の初日に同僚の飯島正義議員から提案理由の説明がされ、9日の総務水道常任委員会で審査し、全員賛成で採択。13日の本会議でも全員賛成で採択されました。
吉川橋から東に延びる越谷吉川線が開通して5年が経過しました。
広くて走りやすい道路ですが、もともとはその場所にたくさんの家が建っていました。そこに住む方々が立ち退いてくださって、この道路が実現したわけです。
逆に言うと道路の設置によって、一つの地域が分断されたとも言えるわけです。
そしてもともと一つに繋がっていた地域なのでそこが生活圏で、道路を渡る理由がたくさんあるのだと思います。
でも信号機と信号機との間隔は歩行者にとってはとても遠く、わざわざ次の信号まで歩いて行って渡るという気持ちになれない人がたくさんいることは十分頷けます。
元々この場所にはボタン式信号と横断歩道の設置が計画されていましたが、未だに設置されていません。横断できないようにバリケードが設置され、それを超えて横断するという状況が続いているのです。
請願書には「横断できない不便さ・住みにくさと、交通の危険を抱えての日々を市民は過ごしています」と書かれていますが、本当にその通りの状況だと思います。
全員賛成での採択を、とても嬉しく思います。一日も早く押しボタン式信号と横断歩道が設置され、地域のみなさんが安心して暮らせるようになることを心から願っています。