軍事費の2倍化、絶対反対です

2022年07月08日

今日は朝一番で比例候補者カーが吉川にやってきました。
普段この宣伝カーに乗って訴えているのは片山和子候補(上尾市在住)ですが、お子さんがまだ小さく、早朝の吉川には残念ながら間に合いません。
代理弁士を勤めたのは、元三郷市議で衆議院選14区の候補者を勤めたこともある苗村京子さんでした。

私は地元弁士を勤めさせていただきました。訴えたのはこんなお話です。

軍事費を増やすのか、それとも国民の生活を守るのかが問われる大切な選挙

日本共産党、そして梅村さえ子は今、非常に厳しい選挙を戦っています。
梅村さえ子は当落線上と言われています。
私は今回の選挙ほど、本当に大事だと思う選挙はありません。
自民党・公明党・維新の会は一体どんな政策を掲げているでしょう。
まず言っているのは「防衛費」という名の軍事予算を今の2倍にするということです。
GDP比2%を目指すことを、岸田首相は既にアメリカのバイデン大統領に約束しています。そ
れを実現するというのが、自民党・公明党・日本維新の会の公約です。
でも、そのお金は一体どこから出すのでしょう。

私たちの国には「防衛費」「軍事費」という、国家予算とは別のお財布があるわけではありません。
軍事予算を増やすためには、他の何かの予算を削らなくてはなりません。
既に安部晋三元首相がその職についてからの10年で、日本の軍事予算は1兆円増えました。
その一方で削られたものは何だったでしょうか。
高齢者のみなさんの年金、生活保護、医療や介護の負担増、だったのではないでしょうか。
軍事費を更に増額するなら、この傾向は更に深刻化することは間違いありません。
戦前の「欲しがりません、勝つまでは」という言葉が頭をよぎります。

私たちの暮らしを守るのではなく、我慢を重ねることを更に求める、それが更に深刻化する・・・。
私たちはそんな暮らしを求めているでしょうか。
普通に当たり前に働いて、当たり前に人間らしく暮らせる社会を誰もが求めているのではないでしょうか。

軍事予算を更に増やすためには、教育予算だって更に削られる可能性があります。
今でさえ、深刻な教員不足が起きています。
また義務教育は無償だと言いながら、給食費・教材費・部活費に今でも膨大な出費が求められています。
大学の入学金・授業料は世界で最も高いと言われ、多くの学生が卒業と同時に「奨学金」という名のローンの返済が待ち構えています。
しかもその学生たちは大学を卒業しても正社員として採用されることすら非常に厳しい状況に追い込まれています。

今でさえ問題だらけの状況だと思います。
こんな状況を更に深刻にする、軍事費のGDP比2%、現在の予算の2倍化。私は絶対に反対です。
私には孫がいます。今3歳と5歳です。
孫たちが当たり前に青春時代を謳歌することができ、学びたいことを豊かに学び、そして社会に旅立った時には何のためらいもなく学んだことを十分に生かせるような社会で生きていってほしいと思います。
そのために、今私たちがどういう選択をするかが問われていると思います。
軍事費を増やし、アメリカと核を共有し、憲法を変えて戦争のできる国にしてはならないと思っています。
日本をそういう国にしないためにも、比例は日本共産党、選挙区は梅村さえ子。
みなさまの大きなご支持を心から訴えます。