喧嘩腰で威圧的、驚きの市長答弁

2025年03月10日

我が家の庭にも梅の花が咲き、寒暖差が激しいとは言うものの春の訪れを感じます。


2月25日から3月議会が始まりました。
25日は市長の施政方針演説、27日はそれに対する会派代表質問でした。日本共産党吉川市議員団を代表しての私の質問に対する市長の答弁は、本当にオドロキのものでした(@ ̄□ ̄@;)!!

初めから怒気を帯びた攻撃的な話し方で、まるで喧嘩腰でした。そして私の文章の書き方が悪いと言い募り、それはまさにモラルハラスメントだったとも思います。
私が一番ひどいと思ったのは、災害対策についての質問に対する市長の答弁です。
私は石破首相は好きではありません。今国会で審議されている来年度予算についても、思うところはたくさんあります。ただ、災害対策については評価できる部分があります。
それは、これまで全国に1カ所(立川市)にしかなかった災害備蓄拠点を北海道・東北・近畿・四国・九州・沖縄の6か所に追加し、全国で7カ所の拠点をつくるとの新たな方針を示したことです。来年度予算の概算要求に関連経費8,200万円を盛り込みました。「世界一の防災大国を目指す」とも発言をしています。
日本の災害対策はイタリアに大きく遅れをとっていると思うので一朝一夕には進まないとも思いますが、こういう姿勢を示したことはとても嬉しいことだと思っています。
また、石破首相は「災害を防ぐことはできないが、その後に起こることは全て人災である」とも発言しました。
もしかしたら石破首相は防衛大臣を歴任してきた人なので、こういう感覚を持てるのかなぁとも思いました。

私が代表質問で取り上げたのは、この石破首相の言葉です。
中原市長が常々おっしゃる「行政だけではすべての市民の命を救うことはできない」という言葉とは乖離を感じるので、それを問いました。

市長はまず、怒気の混じった声で私の情報発信が不正確だとなじりました。
「行政だけで命を助けられるというおごりを持っては、ひとりのいのちも助けられない。僕らが公助を一生懸命やる。共助の皿も作る。でも自助が一番大事。そうして、吉川市は一人も災害で亡くならないまちをつくろうと言っている」と、そのことを質問通告書に書いていないことが気に入らなかったようです。
「こういうやり方をすること自体がおかしい」。
「いつも批判している石破首相の言葉まで使って、市長をどうにかして引きずりおろしたいんですよね。その根性もすごいなと思う」。
「人が死んだら全部行政のせいだという風に持って行きたいんだろう」。

一体どうしたら、こういう答弁になるのでしょうか。
一体どこの誰が、市長を引きずりおろそうとして議会で質問をするのでしょうか。

質問通告書は質問の「要旨」を書くので、あまりダラダラと色々なことを書いたりはしません。そして提出した通告書は、議会事務局や議長・副議長の目を通して担当職員へと渡り、そこでも職員さんが確認した上で受け取って、ようやく答弁へと繋がっていきます。
その質問に対して書き方をなじり、「こういうやり方」「その根性もすごい」と議場で宣う・・・。

とても理解できません。

共産党は私が知る限り、一度も市長選を戦っていません。
候補者を出したこともなければ、前回の選挙も前々回の選挙も「自主投票」としました。
中原市長に投票した人もいるでしょうし、対抗馬の候補者に投票した人もいるでしょう。また白票で出した人もいるかもしれませんし、選挙自体に行かないという選択をした人もいたのかもしれません。
そもそも選挙を戦ってもいないのに、「市長を引きずりおろしたい」なんてことがあるはずもありません。

議会制民主主義というルールの下で、市長の見解を問うただけの代表質問です。
市長も議会制民主主義というルールの中で、誠実に説明員としてただ説明すれば良いのではないでしょうか。

市長という立場にある人が、議会の場で、しかも壇上で喧嘩腰に質問者を威嚇したら、質問者は怖くて委縮してしまって、まともな再質問ができなくなってしまいます。
私も本当に怖かったし、全校生徒の前で校長先生に感情のままに叱られている小学生のような気持ちになってしまい、恥ずかしくて、辛かったです。

それでも、私がその後でどのようにふるまうかということにみんなが注目するだろうと思うと、恥ずかしい態度はとれないと思い、がんばって再質問をしました。
市長にも、そういう態度は質問者を委縮させると伝えました。

冷静に考えても、市長の態度は議会制民主主義を歪めかねない、非常に問題のある態度だったと思っています。