義母が亡くなりました

2024年07月11日

つい先日、95歳のお誕生日を迎えたばかりの義母。
お祝いのお寿司をほぼ一人前平らげ、7歳の孫クンが「95歳にしては元気だ」と言うほどでした。
が、それから1週間も経たないうちに急変。
6日に緊急入院、8日に息を引き取りました。
2年半前のお正月、「父親も大みそかに亡くなったから、自分も大みそかに死ぬんだなぁと思った」と本人が口にするほど、それまでの元気がウソのように体調を崩しました。
2年前のお誕生日は、「多分これが最期のお誕生日」と言ってみんなで集まりました。
以後、介護保険でデイサービスや訪問看護を利用しつつ、入退院も繰り返しつつ、低空安定状態を維持してきました。
昨年も今年もお誕生日を迎えることができました。
かなり具合は悪くなっているけれど、まだ頑張れるかなぁと思っていました。
が、やはり人のいのちには限界があるのだと改めて思います。

義母には本当にお世話になりました。
子どもたちが小さかった頃にはよく熱を出し、そうすると必ず私にも感染して私も熱を出すので、そのたびに応援に来てもらいました。
長男が小学校の時学校で具合が悪くなって、でも私に連絡がつかなくて、急遽義母が駆けつけてくれたこともありました。
そうそう、子どもたちが小さかった頃には私と旦那くんは年に1度は必ず二人でお芝居を観に出かけるようにしていて、そういう時にもお留守番に来ていただいたものでした。

当時は義母も子育てをしてきたのだからと、それがどんなに負担なことかも考えずにお願いしていた気がします。
今になって自分が同じように頼まれる立場になって、ようやくその大変さが分かりました。
お義母さん、本当にありがとうございました。
この感謝の気持ちはずっと忘れません。
おかげさまで子どもたちもすっかり大人になりました。

先週海外に転勤したばかりの次男君は、葬儀に駆けつけられないからと言って弔電を送ってくれました。
その内容が出来合いの文章ではなく心を込めたオリジナルの文章で、なんだかジーンと来ました。
思わず涙が出そうになりました。